日経POS情報導入事例

2018.08.21

フジッコ株式会社
フジッコ株式会社

フジッコ株式会社 様 POS EYES導入事例

地域ごとにことなる食文化をPOSデータから読み解き、効果的なシェア拡大を図る
■会社概要
1960年に日本の伝統食品、昆布製品から事業を興したフジッコ株式会社様。今までにないものを創造するという「創造一路(ひとすじ)」の精神のもと、業界トップシェアを誇る昆布製品と豆製品をはじめ、ヨーグルトやデザートまで手がけてきました。現在では、「和」と「洋」を融合したフードカンパニーとして、国内市場に存在感を示しています。2015年には独特のねばりを持つ「カスピ海ヨーグルト 脂肪ゼロ」を発表し、食から健康を考える事業にも力を注いでいます。

■主な商品:惣菜製品、昆布製品、豆製品、ヨーグルト製品、デザート製品 等
■導入サービス: POS EYES

導入したきっかけ

フジッコ株式会社 様 POSEYES導入事例
マーケティング部 マーケティング推進室 広告宣伝グループ
作田憲昭氏
 様々な情報提供サービスがある中、日経の「POS EYES」を導入した理由は流通各社での日経POSランキングの利用率の高さにあります。ほとんどのコンビニエンスストアやスーパーマーケット等で“メインの情報源”として活用されているのではないでしょうか? 利用率や情報の信頼性の高さはもちろんですが、自社に限らず、競合他社の新製品の動向を知る上でも、いち早く日別のPOS情報が得られるというのは大きなメリットだと考えています。特に煮豆や佃煮等に関しては売れる商品が地域によってはっきりと異なるため、日別に加えてエリア別での商品動向のチェックは欠かせません。このように様々な角度から情報を分析できるところに「POS EYES」の強みがあると考えています。

活用方法

フジッコ株式会社 様 POSEYES導入事例
より持ちやすくなった、ピッタリフィットカップ。容器を変更したことで、独特のねばりもキープしやすくなったそうです。
 POS情報を活用しているのは、主に営業、マーケティング、開発の3グループです。弊社には情報分析の専門チームがありますので、情報を詳細に分析した後、各部署でその情報をビジネスに役立てています。
 例えば、私が所属しているマーケティング部マーケティング推進室広告宣伝グループでは、POS情報の分析結果から配下率の低い地域を割り出し、商品の認知度を上げるためのプロモーション活動を行っています。私はヨーグルトやゼリーといった洋風のNB商品を担当しているのですが、ヨーグルトも地域によって競合が異なります。戦略上からみても、効果的にプロモーションが打てるようになったのは大きいですね。また、営業部では主にバイヤーを説得するためのエビデンスとしてPOSデータを活用しています。商談用の企画書に信頼性の高いデータを掲載することで、交渉を有利に進められるようになりました。
 こうしたPOS情報は、商品のリニューアルにも役立てられています。どのブランドがどのようなタイミングで伸びているのか。伸びている商品の特性を分析することで、消費者のニーズが読み取ることができるからです。
 昨年「カスピ海ヨーグルト」も商品パッケージをリニューアルしました。これまでは、円形の紙容器を使用していましたが、「持ちづらい」「すべりやすい」といった不満点に対してプラスチック製の手の形に沿ったユニバーサルデザインに変更したことで、お年を召した方や手の小さな女性でも持ちやすいパッケージになりました。今後も、そうした消費者の声に耳を傾けながら、商品づくりをして行きたいと考えています。

サービスの評価、今後の期待

 現在、日経の「POS EYES」を情報源として活用していますが、その情報に加えてフジッコが取得した様々な情報とあわせて複合的に分析を行っています。フジッコが惣菜、昆布、豆、ヨーグルト、デザートなど幅広いラインナップを取扱うフードカンパニーだからこそ、約2000分類ものデータを取得できる「POS EYES」が私たちの事業で役立っていると感じています。

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