日経POS情報導入事例

2018.09.5

フジッコ株式会社
フジッコ株式会社

フジッコ株式会社 様 POSセレクション導入事例

全200万点の中から最高位「PREMIUM」を受賞!競合商品との差別化を図る起爆剤に
フジッコ株式会社 様 POSセレクション導入事例
■会社概要
1960年に日本の伝統食品、昆布製品から事業を興したフジッコ株式会社様。今までにないものを創造するという「創造一路(ひとすじ)」の精神のもと、業界トップシェアを誇る昆布製品と豆製品をはじめ、ヨーグルトやデザートまで手がけてきました。現在では、「和」と「洋」を融合したフードカンパニーとして、国内市場に存在感を示しています。2015年には独特のねばりを持つ「カスピ海ヨーグルト 脂肪ゼロ」を発表し、食から健康を考える事業にも力を注いでいます。

■主な商品:総菜製品、昆布製品、豆製品、ヨーグルト製品、デザート製品 等
■導入サービス: POS EYES

「日経POSセレクション」をシェア拡大の戦略に活用

■「日経POSセレクション」の受賞を受けて
 2017年に弊社の「カスピ海ヨーグルト 脂肪ゼロ」が「日経POSセレクション」の最高位「PREMIUM」賞を受賞しました。この賞は日経新聞社が客観的指標をもとに、売上を伸ばしている商品を選定し、約200万点もの商品の中から、上位10点の商品のうちのひとつとして選出されました。
 発売以来、順調に売上を伸ばしている商品ではあったものの、受賞の知らせはとても驚きました。しかし、せっかく頂いた賞です。シェア拡大のためにどのような活用方法があるのか慎重に検討させていただくことになりました。
 「日経POSセレクション」は新設されたばかりの新しい賞なので、賞自体に認知度はありません。社内でも「投資に見合うだけの効果が得られるのか?」と積極的な活用に反対の声もありましたが、元々、日経POS情報自体は流通各社に広く認知されているシステムです。だからこそ初年度で受賞したことは流通各社にも響くのではないかという期待の方が大きかったのです。
 様々な活用方法を検討した結果、お客様の手にとっていただける商品パッケージにエンブレムを掲載することにしました。実際、営業の現場からは「日経POSセレクション PREMIUM」のエンブレムを商品パッケージに掲載したことで、棚の交渉がしやすくなったという声が上がるようになりました。

 ヨーグルト市場は大手乳業メーカーが上位を独占。毎日よく食べられる商品だからこそ、日々熾烈な価格競争が行われています。その中で「カスピ海ヨーグルト 脂肪ゼロ」は、脂肪ゼロでありながら、コクのある味わいと独特な「ねばり」食感が楽しめる高価格帯商品として競合と差別化を図ってきました。健康志向が高い消費者のニーズに応えることで売上を順調に伸ばしてきました。さらに、このエンブレムの掲載を機に“第三者機関から評価を得た高品質な商品”であることを一般のお客様にも浸透させ、より幅広い年代の方に手に取っていただくきっかけにしたいという狙いがありました。

安全で健康的な食を広めるための研究が新しい事業を生み出す

■他にはないヨーグルトの誕生
 フジッコと言えば「おまめさん」で認識してらっしゃる方が多いので、ヨーグルト事業があることに驚かれることがあります。しかし、このヨーグルト事業も元々は、大豆に含まれるイソフラボンの研究を武庫川女子大学国際健康開発研究所所長の家森博士と共同研究を行っていたからこそ誕生したのです。
 1983年にWHOの活動を通じて初めてコーカサス地方のジョージア(旧グルジア)を訪れた家森博士は、現地の人が日常的に食べるヨーグルトに着目しました。種菌を日本へ持ち帰った家森博士は、このヨーグルトと長寿の関連性の研究を深める一方、日本の人たちにもこのヨーグルトの種菌を安全かつ衛生的に広めるため、NPO法人「食の安全と健康ネットワーク」とフジッコへ頒布の依頼をされました。種菌の頒布が100万セットを突破したのをきっかけに、フジッコが正式に事業として引き継ぎ、今では種菌の頒布はもとより、ヨーグルト製品の製造から販売まで行っています。

 「カスピ海ヨーグルト プレーン」は先行商品として認知度でも他を圧倒していますが、「カスピ海ヨーグルト 脂肪ゼロ」は競合の後発品となります。競合商品と差別化する上でも、「日経POSセレクション PREMIUM」の受賞はよいアピールポイントになります。エンブレムの掲載には、こうしたヨーグルト事業に携わる私たちの期待もあったのです。

企業が積極的にエンブレムを活用することで、ブランドの価値を上げたい

■サービスの評価、今後の期待
 「カスピ海ヨーグルト 脂肪ゼロ」が2017年に受賞した「日経POSセレクション PREMIUM」のエンブレムは、競合商品との差別化や流通各社へのよい説得材料となることがわかったため、2018年度も継続してパッケージに掲載しています。ただ、やはり一般のお客様の認知度はまだ低く、そちらのほうは今後に期待したいと思っています。
 弊社でも受賞した年は、商品パッケージの他、店頭用POPの制作や、ホームページでの訴求を図りました。今後は「日経POSセレクション」を受賞された他の企業の皆さんも積極的に広告やパッケージでエンブレムを掲載してくださると、もっと賞が盛り上がり、価値も上がってくるのではないでしょうか。
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